この度、当院では「DPAT(ディーパット)」を結成いたしました。
DPAT とは、自然災害や犯罪事件・航空機・列車事故等の集団災害が発生した場合、被災地域での専門性の高い精神科医療の提供と精神保健活動の支援を継続するために組織される、専門的な研修・訓練を受けた災害派遣精神医療チームです。
令和6年12月に愛知県が開催した研修を受講し、医師3名、看護師5名、ロジスティックス6名がメンバーとして登録され、最大3チームが DPAT として活動できる体制となりました。
わが国では2011年3月の東日本大震災、2024年1月の能登半島地震などを経験し、災害が発生した際の精神科医療や精神保健活動の重要性はますます高まっています。
今後、当院では DPAT を中心として、災害時における精神医療を維持できるよう院内の体制を改めて整備するとともに、地域の皆様のために自治体や関係各所と連携し精神保健活動に取り組んでまいります。